府中市のおすすめスポット 武蔵国府跡
“武蔵国の国府”
府中を歩くと、よくこの言葉を目にします。
武蔵国とは、奈良・平安時代に定められた大国で、
現在の東京都と埼玉県のほぼ全域、川崎市や横浜市の大部分を含む広大な地域のことをいいます。
その武蔵国の行政や文化の中心となる国府が、府中に置かれていたのです!
国府の中でも格式高い建物があったと思われる“国衙”の中枢部分の遺跡が、現在も残っています。
敷地内には、たくさんの朱色の柱が。
もちろん当時のものではなく再現模型ですが、
当時の国衙の中枢建物の柱位置を示している、とのことです。
奥の建物も見学することができます。
府中の成り立ちについての説明や、発掘調査の様子がわかりやすく展示されていました。
「国府の中」にある「府中」。
国府があった地域では現在もこの名前が残るところが多く、
その地域の歴史を知ることができます。
遺跡内はとても綺麗に整備され、府中市が大切に管理しているのがよくわかりました。
ぜひ多くの方に見ていただきたい!
お子さんの夏の自由研究にも最適かも…?